約 588,684 件
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/956.html
第6-14章.第6-15章.第6-16章. 第6-15章. サンジャヤは言った、「大王よ、この質問はあなたにふさわしいものです。しかし、この過ちをドゥルヨーダナに負わせることは、汝にふさわしくない。己の不始末の結果として悪を招く者は、その不始末を他人のせいにしてはならない。大王よ、他人にあらゆる害をなす者は、その責められるべき行いの結果、すべての人に殺されるに値する。パーンダヴァは悪の道を知らず、長い間、友人や助言者とともに、あなたの御顔を仰ぎながら、(自分たちに加えられた)傷害を耐え忍び、森に住みながらそれらを許していた。 "ヨーガの力によって見た駿馬と象と計り知れないエネルギーの王たちについて、地の主よ、聞け。王よ、これはすべてあらかじめ定められたことである。あなたの父、パラーシャラの息子にひれ伏した私は、その恩恵により、優れた天空の理解力、視覚の範囲を超えた視力、遠くからの聴覚、他人の心の知識、過去と未来の知識を得た、 そして、掟に背く者たちの出自についての知識、天空を駆け巡る愉快な力、戦いにおける武器に触れないこと。 「戦闘員が規則に従って整列し、戦いのために準備されたとき、ドゥルヨーダナ、王よ。王よ、ドゥルヨーダナはドゥッササナにこう言った、 ドゥッササナよ、ビシュマを保護するために、車を速やかに向かわせなさい。パーンダヴァ族とクルス族がそれぞれの軍隊の先頭を切って会うことだ。この戦いにおいて、ビーシュマを守ること以上に重要な行為はないと思う。ビシュマを守れば、彼はパーンダヴァ、ソマカ、スリンジャヤを殺すだろう」。その純粋な魂の戦士は言った、「私はシカンディンを殺さない。彼は以前は女だったと聞いている。そのため、彼は戦いの中で私から見放されるべきです。そのために、ビーシュマは特に守られるべきである。私の戦士たちは皆、シカンディンを倒す決意を固め、配置に就こう。また、東、西、南、北のすべての軍隊が、あらゆる種類の武器に熟達し、孫悟空を守ろう。強大な力を持つ獅子でさえ、無防備にしておけば狼に殺されてしまうかもしれない。それゆえ、ジャッカルに殺されたライオンのように、ビーシュマがシカンディンに殺されることのないようにしよう。ユダマンニュは左の車輪を守り、ウッタマウジャはファルグニの右の車輪を守る。この二人に守られ、ファルグニ自身もシクハンディンを守る。ドゥッササナよ、ファルグニに守られ、ビーシュマが放棄するシカンディンが、ガンガーの息子を殺さないように、行動しなさい。 第6-14章.第6-15章.第6-16章.
https://w.atwiki.jp/nandemoii/pages/71.html
なんだか、車検とか、大阪府道についてリサーチするのも今後役立つかもしれません。 FAQサイトなどを見ても、「今月17日に車検が切れるんですけど土曜日って車検場ってやって」や、「大阪府道・奈良県道8号(大阪生駒線)について」なんていう質問が載っていました。 うーん、インターネットって便利です。 実用的な商品が無いかチェックしてみたら、「」とか、「1円~売り切り希少サンルーフ車検超長ーい26/3まで東京発」なんていうのがありました。 けっこう良いのか分かりませんが、ちょっと見てみます。 あとは、このあたりのサイトなんかも参考になるかもしれません。 http //www.international-klein-blue.com/archives/220 豊中市の車検 激安/格安な大阪・北大阪・奈良・生駒の車検 そうか…書籍とかで調べなくても、ネットでかなりのデータを得ることができますね。
https://w.atwiki.jp/battler/pages/541.html
こうや号の車掌とは、南海電気鉄道が運行する特急列車『こうや』の車掌のこと。 この列車の車掌は女性で、派遣社員である。それゆえ普通の車掌とは違い、運転扱いはできない。 奇抜な制服が特徴。運転扱いできないということを考えれば車掌というよりもむしろアテンダントである。 正体は最近、ケータイ騎手と深い関わりのあると思われるモハメド・アリが新人として採用しようとしている南田 菜穂子だと思われている。パラメーターも同一のものを使用している。 体 30 攻 10 防 30 速 30
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7839.html
前ページ次ページゼロのロリカード ――――――アルビオン、シティオブサウスゴータ。 戦禍は癒えたとは言い難いが、それでも人々は元の生活に戻りつつあった。 昼日中、やや人目を忍ぶように歩く三人の姿がある。 一人は帽子を目深に被った少女。一人は妙齢の女性。一人はやや年食った大男。 ティファニア、マチルダ、アンデルセン。 元々引越しを考えていたこともあってか、ウエストウッド村が襲われてからすぐに居を移した。 先の戦争によって帰らぬ者が多く、安く家が手に入ったことも起因した。 ジム、ジャック、サム、エマ、サマンサ。子供達は、何もかもが新鮮な新生活に喜んだ。 古巣に帰ってきたマチルダは、知り合いのツテで新たに真っ当な職に就き、皆を養っている。 ティファニアはハーフエルフである以上、大っぴらに学校に通ったりは出来なかった。 が、それでも皆で暮らせることが何よりも幸せだと感じていた。 そしてアンデルセンは、不定期ながら戦後の荒くれ者などを討伐し報酬を得ていた。 トラブルバスター紛いの仕事をしながら、子供達の世話をする。 これ以上望むべくものはない幸せな生活。 それでも頭の中に、澱のように溜まったしこりがある。 アーカードとの決着。その為に人知れず鍛錬は欠かさなかった。 何より実戦の勘を鈍らせない為に、盗賊退治などを請け負ったりしていたのだった。 休日の昼、皆でどこか外で食事をしようということで、子供達の遊び場に三人は揃って向かう。 「あっテファ姉ちゃん!!」 一人の男の子が気付いて声を上げた。 それに合わせて子供達が、めいめいにテファのところへ駆け出してくる。 「みんな、お昼ごはんよ」 子供達はそれぞれ元気良く返事をした。快活で真っ直ぐな子供達。 「今日は外で食べるよ」 マチルダの言葉に、子供達から歓声が上がる。 「でも一度家に帰って、ちゃんと手を洗ってからですよ」 「は~い」 アンデルセンが温和な笑みを浮かべて言い、子供達は素直にそれに従う。 「じゃあ兄ちゃん、また後でね!!」 「ああ、また後で」 テファ、マチルダ、アンデルセンの三者は、"兄ちゃん"と呼ばれた"少年"を見つめる。 子供達より一回り大きく、金の短髪で悪戯坊主風の少年。 年の頃は10歳程度だろうか、やや大人びた雰囲気を持っていた。 「一緒に遊んであげてくれたの?ありがとう」 「いえ、そんな・・・・・・みんなで一緒に遊んだんです。遊んであげていたわけじゃありません」 テファのお礼に少年は礼儀正しく対応する。 「なかなかしっかりした子だね。ついでだし一緒に来なよ、ご馳走してあげるからさ」 「いえ、そんな悪いですよ。僕にはお構いなく・・・・・・」 「子供が遠慮なんてするもんじゃないよ」 マチルダは強引に少年を誘う。子供達も「そうだよ~」と賛成し、後押しをした。 少年は少しだけ悩む素振りを見せ、そして純真な笑顔で答えた。 「そうですか、ではお言葉に甘えます」 ふと・・・・・・アンデルセンだけが感じた違和感。拭いきれない何か。 少年の微笑みの裏に隠された素顔を、幾許か垣間見たような気がした。 襲撃のこともまだ記憶に新しく、神経過敏かと思いつつも・・・・・・。 (・・・・・・警戒はしておいて、し過ぎるということもない) 極々自然に、自分以外の全てを庇うような立ち位置へとアンデルセンは移動する。 「ちょっと、よろしいですか?」 「はい?なんでしょう」 疑問符を浮かべる少年。まさかこんな少年が刺客とも思えないが。 それでも疑念が浮かんだ以上は、その曇りの一点でさえ看過は出来ない。 故にアンデルセンは極小の殺気を叩き付けた。一般常人であれば到底感じ取れない。 しかしてそれなりの強者であれば、確実に感付いて何かしらの微細な反応が出るほど絶妙な殺気。 しかし少年の反応は・・・・・・――――――驚くべきものであった。 僅かな機微を見せるどころか、一瞬で数メイル後方まで飛び退いて、構えをとっていた。 アンデルセンの放った殺気をこれ以上ないほどに感じ取り、頭で考えるより先に識域下で反応した。 非常に洗練され熟達した強者の動き。その突然の様相にアンデルセン以外は呆気に取られていた。 「チッ・・・・・・」 少年は僅かに顔を歪ませ舌打ちをする。 それは今までの少年の様子とは明らかに異なった表情と所作。 「スマートに終わらせようと思いましたが・・・・・・」 一転して悪意を浮かべる少年は「演劇はここまで」と言わんばかりに笑った。 聞きしに勝る人物だ。まさかこんなすぐに感付かれるとは思ってもみなかった。 油断を誘い、突けば、楽に任務を遂行出来ると思っていた。 が、そんなに甘くは無かった。いや、ここは素直に賞賛を送るべきかも知れない。 「何者だ」 アンデルセンは問うと同時に、手でマチルダに合図を送る。 不穏な気配をようやく察したマチルダは、すぐにテファと子供達を下がらせた。 「ダミアンと言います。あなたの名前は存じていますよ、『聖堂騎士』アレクサンド・アンデルセン神父」 アンデルセンの顔が険しくなる。 何故なら『パラディン』の呼び名を知っているのは限られていた。 ダミアンは飄々とした様子でアンデルセンに告げる。 「あぁ、他の皆さんは一度帰ってもらって結構ですよ。今は手出しするつもりはありません。 こうなった以上はあなたをどうにかしないと、こちらとしても任務を遂行出来ないでしょうしね。 逆にあなたという存在さえ排除してしまえば、後は何のことはない・・・・・・楽な仕事です」 「任務・・・・・・」 一難去ってまた一難。アーハンブラ城から帰って、ようやく落ち着けたと思っていた。 しかしそう甘くないようだった。十中八九ウォルターと同じ、ガリアの手の者。 「場所は・・・・・・そうですね、お好きなところで。街中でのドンパチも構いませんが――――」 ダミアンは「あなたがそれで良いのなら」と視線で送る。 アンデルセンは踵を返して、皆に向き直る。 「先に帰っていて下さい」 優しい神父のそれを浮かべる。 マチルダやテファはもちろん、子供達も薄々何かおかしいと気付いていた。 「ちゃんと、アンタも帰ってくるんだよ神父」 他の刺客もいるかも知れない。よってマチルダは加勢することは出来ない。 すぐにでも身を隠す必要性もある。 「・・・・・・ご飯、作って待ってます」 テファは健やかに笑った。 外食は中止。だからかわりに「帰って支度をしないと」と、そう思っていた。 「えぇ、"すぐ"に戻ります」 テファのその笑顔に応える。時間を悠長に掛けるつもりはない。 皆の姿がその場からなくなってから、改めてアンデルセンはダミアンへと向き直る。 その間、ダミアンは隙あらばと考えていたものの・・・・・・当然そんな油断を見せる筈もなし。 アンデルセンの悪鬼の如き眼光にも、ダミアンは風に吹かるる柳の如く流して余裕を崩さない。 「それじゃ・・・・・・行きましょうか、アンデルセン神父」 ダミアンは翼でもついているのかと見紛うほど、軽やかに近くに屋根の上まで跳ぶ。 アンデルセンもその鍛えた肉体で、無骨ながらも難なく屋根へと上がった。 屋根を飛び移っていくダミアンについていきながら、アンデルセンは兇暴な笑みを浮かべる。 任務・・・・・・?刺客・・・・・・?何度でも来るがいい。 どれほどの罠が張り巡らされていようとも、どれほどの戦力が待ち受けていようとも。 襲い掛かる全てを迎え討ち、降り掛かる全てを粉砕し、迫り来る全てを絶滅させてやる。 「Amen」 ◇ ――――――ロマリア、大聖堂。 ロマリア艦隊とガリア両用艦隊が衝突してから三日ほど経過する。 大聖堂内でたった一人ヴィットーリオは頭を巡らせていた。 思っていたよりも両用艦隊は強力であった。戦力ではなく、その統率がである。 同じブリミル教徒として、侵略の名目でロマリアを攻めることが、どれだけの愚かな行為か。 予想していたよりもあまりにも反乱が少ない。それでなくとも、兵達の士気を保つのは難しい筈。 だが両用艦隊は揺るがなかった。数で勝る上に、士気も保たれているとなると、こちらの敗北は必至である。 ガリア両用艦隊の強さは、当然兵の練度にも起因していた。 が、しかし・・・・・・それよりも何よりも、報酬の大きさが兵達の士気を高めていた。 始祖信仰はガリアの兵士達にも確かに根付いているし、当然躊躇もあった。 だがガリア王ジョゼフは、勝利の暁にはロマリア全てをくれてやると確約していたのだった。 そして両用艦隊旗艦『シャルル・オルレアン』号に乗った、艦隊司令クラヴィル卿。 彼は彼自身の裁量でもって、兵達に爵位や貴族籍などの報酬を約束した。 軍人である以上、上の命令は絶対である。 さらには心の拠り所でしかない信仰よりも、即物的な報酬の方が魅力的であったのだった。 ガリア両用艦隊の戦力を以てすれば、ロマリア艦隊であっても負けることはまずない。 戦力比から考えても重大な損害も被る可能性は低く・・・・・・結果として、打算的見地から反乱は抑えられた。 よってヴィットーリオは腑に落ちぬまま、計画を早めることにした。 虚無の魔法の一つ、『記録』によってガリア王ジョゼフに救いを与える。 当初の予定では、トリステインの虚無とその使い魔が、ガリアの戦力を削ってからにしたかった。 そうでなくては、いくら大尉の操る風竜でもジョゼフまで近付くのは困難を極める。 それに場合によっては自分が出張らずとも、そのままジョゼフを討ってくれるかもという打算もあった。 しかし未だトリステイン軍とガリア軍の衝突は回避されている。 恐らくは機を待っているのだろう。 このまま時間が経つほど、ロマリアは国土を蹂躙される。 一刻も早く、この無益な戦争を終結させねばならない。 相当なリスクを伴ってしまうが、今すぐに行かねばならなかった。 ヴィットーリオは覚悟を決め、いよいよ以て大聖堂を出る。 「どうも」 呼び掛けられて気付く。 声の方向に目を向けると、ローブを纏った筋肉隆々の巨漢が地べたに座っていた。 男は「待ちかねた」とばかりに、立ち上がる。 「おれの名はジャック、ガリア北花壇騎士所属の元素の兄弟が次兄」 ジャックと名乗るその男は、小瓶を出すとそれを飲み干した。 ヴィットーリオは後退る、ガリアの刺客が送り込まれるなど・・・・・・。 ロマリアの中枢まで乗り込んでくるなど、到底考えもしなかった。 厳重な警備はもとより、何の騒ぎもなくここまで入り込んでくるなど有り得ない。 「驚いたかい?・・・・・・まあ『手引き』があったとはいえ、苦労したもんさ。 他の北花壇騎士さんも一応サポートに入ってくれてたらしいが、顔はおろか名前すら知らんしね。 その点ダミアン兄さんは楽なもんさ。ドゥドゥーとジャネットにしても、おれよりは幾分か楽だろうよ」 ジャックという名の男は、まるで世間話でもするかのように語り続ける。 その時、空中から一人の男が舞い降りた。 ヴィットーリオの目の前に――――護衛するように――――地面を砕きながら、降り立った人狼。 「まあしょうがない。"アンタ"と闘り合うにあたって、おれが一番適任だからな」 ジャックは特に慌てた様子もなく、現れた"大尉"を見つめる。 「大尉さんだっけ、アンタをわざわざ待ってたんだ。話を聞いていて興味が湧いたもんでな。 他の世界の化物と闘える機会なんて、普通はあるもんじゃない。素晴らしい戦いになることを願うぜ」 ジャックは手をポキポキと鳴らす。 準備運動のように爪先をコンコンと地面に叩きながら、杖を取り出した。 「っといけねえ、その前に・・・・・・おれは仕事をする前に値段を教えてやるんだがね。 ほらっ、なんだ・・・・・・自分にそんくらいの価値があったと思えば、少しは気が晴れると思ってね。 まあそこは流石の教皇さん、値段はつかなかった。報酬は好きにして良いって言われた。 豪気だよなあ。だからおれは好きだぜ、あの王様。まっそんくらいじゃないと割に合わん気もするがね」 ひたすら喋り続けるジャックと、ひたすら寡黙に睨む大尉。 対照的な二人を結ぶ空間が、闘気で歪んだような感覚を覚える。 「いいねえ、待ちきれないって感じか。話はここまでにして、さっさと始めようか」 二人は同時に――――――地を蹴った。 ◇ ――――――トリステイン王宮、中庭。 アンリエッタは空を仰ぎ、ルイズ達の無事を祈っていた。 既に本格的な衝突が起きていても不思議ではない。 そしてその一戦が、トリステインの命運を分ける一戦とも言える。 「今頃、戦っているのでしょうか」 アンリエッタは最も信頼する従者に、心情を吐露する声音で言った。 「心配は無用かと存じますが」 アニエスは率直に答えた。朝日が体に染みるので、ローブを被っている。 心配するだけ無駄だと、心底思っていた。そも祈ったところで無為だと思っている。 「それでも・・・・・・せずにはいられません」 アニエスはそれ以上何も答えず、ただ黙って付き従う。 そのままゆっくりと時間は過ぎる。 そしてアニエスは、近付いてくる異変に気付いた。 どこにでもいそうな、男女の一組。恋人同士か、兄弟か、友人か。 それ自体は珍しくもないが、王宮まで入ってくるという事態が異常だった。 (兵士達は何をやっていた・・・・・・?) 戦に駆り出されているとはいえ、城の警備を疎かにするほどではない。 そこでようやくアンリエッタも気付いて、首を傾げていた。 「全くドゥドゥー兄さまったら本当にグズだわ!資料をなくすなんて信じられない!!」 「だから何度も謝ってるじゃないか、ジャネット。いつまでも言うなんて女々しいぞ」 「いや、女ですし。それにそういう問題じゃないでしょ」 ドゥドゥーとジャネット、二人の名のようだった。 こちらが眼中に入っていないのか、仲良く罵り合っている。 アニエスはアンリエッタを避難させるべく口を開く。 「不穏です、すぐに――――――」 「あっ!あの人達に尋ねてみよう。うん、それがいい」 男の方がアニエス達に気付いて叫んだ。暢気に「お~い、そこの人」と手を振っている。 アニエスはアンリエッタの前に立ち、左手を後ろ腰に回した。 ドゥドゥーとジャネットは、揃って無警戒に・・・・・・極々普通に近付いてくる。 「ねぇちょっと、あの後ろのほう・・・・・・あれターゲットでしょ。頭に王冠乗っけてるし」 ジャネットに言われドゥドゥーも「あっ」と気付く。 「ほら見ろ、やっぱり僕が困ってると神さまは味方してくれるんだなあ」 「運が良かっただけでしょ。それにわたしが言わなければ、兄さまは気付かずに無視しかねなかったわ」 「ジャネット、最近ぼくへの言葉が辛辣過ぎないかな?」 「ドゥドゥー兄さまがおバカなんですから、しょうがないわ」 「なっ・・・・・・バカはないだろ、バカは」 二人の様子に見かねて、アニエスはそっとアンリエッタを逃がそうとする。 女王陛下をターゲットと言った、この者達は間違いなく敵だ。 「あっと、そっちの人!!逃がそうとしないで!女王さまも逃げちゃ駄目よ!!」 しっかりと注意を払っていたジャネットが、それを制する。 アニエスは目を細め、左手は後ろ腰のままに右手で剣を抜いた。 ドゥドゥーはそれを見て、嬉しそうに口を開く。 「なあジャネット、楽しんでもいいかな?きっとあれが例の彼女だよ」 ドゥドゥーは不敵に唇の端を上げる。 ターゲットの情報は既に聞き及んでいる。当然それを護衛する戦力も。 フードで顔はよく見えないが、背格好からして女。 さらには女王付きともなれば、十中八九吸血鬼の騎士。 人間時代からも『メイジ殺し』としてそこそこの実力だったらしく、ドゥドゥーの食指が動く。 「駄目だって言っても楽しむくせに、本当にしょうもない兄さまですわ」 (男の方は戦闘狂か・・・・・・) アニエスは冷静に見据えながら、戦力分析をする。 既に吸血鬼となった身。そこらのメイジ如きなど相手になりはしない。 とはいえ戦力分析は、長年で染み付いた習性に近いものだった。 元はメイジでもない、ただ鍛えただけの人間。 敵の戦力を見誤れば、それは死に繋がったからである。 「あっ当然女王さまの方は手出ししちゃ駄目よ。したら私も加勢するわ」 心配そうに見つめるアンリエッタに、アニエスは顔を確認することもなく答える。 「大丈夫です、すぐに終わらせます」 そうだすぐに終わる。ここまでやって来れた以上、かなりの実力なのだろう。 だが吸血鬼のスペックに加えて、対メイジの経験に慣れたアニエスにとって、何ら障害にはならない。 ドゥドゥーは鞭のようにしなる杖を取り出すと、そのまま上段に構えた。 相手は決闘のつもりなのだろうが、そんなことは関係なかった。 アニエスは相手が詠唱するよりも早く、――――――腰の"それ"を引き抜いた。 前ページ次ページゼロのロリカード
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4926.html
「クックックッヒャッハッハッハッハ!!!ついに……ついに手に入った!!」 虚無から声だけがする。 「計画ではノイ・ドヴァイを倒したものの肉体を乗っ取る予定だったがまさかこいつとはな……」 声の主は自身の肉体を再確認した。 「では改めて主催本部へ帰還しよう、真の主催者としてな……参加者達よ、 真の恐怖はここからだ!!」 真の主催者ことゼロは天野河リュウセイの肉体と意志を乗っ取り、ついに表舞台に姿を見せた。 テラカオスロワイアルは更なる佳境を迎えるのだった。 【二日目・???/???】 【ゼロ@星のカービィ3】 【状態】健康、リュウセイの肉体と融合 【装備】不明 【道具】支給品一式 、不明支給品 【思考】基本:真の主催として光臨する 1:ご苦労だったよ、タクアン、リュウセイ…… ※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません ※リュウセイの意識を乗っ取り体も手に入れました
https://w.atwiki.jp/kiraboshigame/pages/22.html
NO 内容 入手方法 1 バスの上から見下ろすミズノ 南十字学園篇 夜間飛行ルート『対照的な姉妹』 2 たそがれミズノ 南十字学園篇 夜間飛行ルート『ミズノと居残り特訓!』 3 主人公がヒロイン 南十字学園篇 夜間飛行ルート『サリナ部長の招集』 4 夜間飛行女子の水着 南十字学園篇 夜間飛行ルート『ビーチで青春を謳歌!』 5 サリナにサンオイル 南十字学園篇 夜間飛行サリナルート『ビーチで青春を謳歌!』 6 溺れるミズノ 南十字学園篇 夜間飛行ミズノルート『ビーチで青春を謳歌!』 7 ワコの山盛りバスト 南十字学園篇 夜間飛行ワコルート『ビーチで青春を謳歌!』 8 タクト&スガタのサーフィン 南十字学園篇 夜間飛行ルート『ビーチで青春を謳歌!』 9 夜間飛行女子の入浴 南十字学園篇 夜間飛行ルート『ピーピング・ヒロシ』 10 ヒナの囁き 南十字学園篇 夜間飛行ルート『謎の美少女』 11 涙ぐむミズノ 南十字学園篇 夜間飛行ミズノルート『トラブル発生』 12 学園祭の様子 南十字学園篇 『南十字祭本番!』 13 運命の車輪1 南十字学園篇 夜間飛行ルート『南十字祭本番!』 14 運命の車輪2 南十字学園篇 夜間飛行ルート『南十字祭本番!』 15 運命の車輪3 ED達成度を100%にすると埋まる 16 フィラメントの3人 ED達成度を100%にすると埋まる 17 ファイアストーム 南十字学園篇 『南十字祭本番!』 18 主人公とサリナ 南十字学園篇 夜間飛行ルート サリナNORMAL END 19 サリナのキス 南十字学園篇 夜間飛行ルート サリナGOOD END 20 主人公と腕を組むミズノ 南十字学園篇 夜間飛行ルート ミズノNORMAL END
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1122.html
木の根元に作られた巣の中で、ゆっくりの子供達が遊んでいる。 4匹居るれいむはゆーゆーと音程を無視した歌を歌い、 2匹居るまりさはそう広くない巣の中でぐるぐると追いかけっこをしている。 前を跳ねるまりさが息を上げて速度を落とすと、追いかけて来たまりさが後頭部にのしかかる。 逃げようとする動きと押さえつけようとする動きが、次第にすりすりへと変わって行き じきに満足したまりさ達は走り混んだ疲れからぽてっと座ると、空腹を訴え始めた。 「ゆぅ、おなかちゅいたよ!」 「ごはんたべちゃい!」 子供達はまだ赤ちゃんゆっくりより少し大きいくらいのサイズで、 体内に栄養を多く溜め込んで置くことが出来ない。 加減を知らず遊びたいだけ遊んだまりさ達の体力は、 既に放っておけば命にかかわる所まで消費されていた。 「ゆゆ…でもごはんがにゃいよ?」 「おかあしゃんがごはんをとってくりゅよ、がまんしちぇね」 「がみゃんできにゃいよ! ゆあ゛ぁぁぁぁん!」 体力を温存しようとせずに騒がしく泣き出すまりさに、つられてれいむ達の目にも涙がこみ上げてくる。 この巣には食料の備蓄が無く、小さい子供は外に生える草の存在を教えられていない上 危ないので巣から出ないよう親から強く言われている。 何の打開策も持たない子供達は、ただ泣くことしか出来ない。 子供達の泣き声の合唱が巣の外にも漏れて聞こえ始めると、程なくして1匹のゆっくりが飛び込んできた。 「ゆっ! ゆっくりかえってきたよ! ゆっくりなきやんでね!」 「ゆうっ! おかあしゃんおかえりなしゃい!」 「ゆあぁぁん! おにゃかしゅいたよ!」 「ゆっくりごはんたべさしぇてにぇ!」 「ゆ! ゆっくりたべてね!」 帰ってきたゆっくりを見るなり子供達は泣き止み、すぐにごはんの催促を始める。 催促を受けた母親、成体のゆっくりれいむが膨らんだ頬からゆべぇ、と食料を吐き出すと 子供達が群がり見る見るうちに平らげていく。 「がつがつ、むっちゃむっちゃ! がつがつ、むっちゃむっちゃ!」 「ゆっ! まりしゃばっかりじゅるいよ! れーみゅのぶんものこしちぇね!」 「「むっちゃむっちゃ、むっちゃむっちゃ!」」 走り回って体力を消費していたまりさ達は一心不乱にがつがつと食い漁り、 取り分がなくなっては困るとれいむ達も競うように掻き込む。 まりさ種と比べ狩りが得意ではなく、物を運ぶ手段も口に含むしかないれいむが持ち帰った食料は 6匹の子供に食べさせるにはまったく足りていなかった。 「ゆゆっ、もっとたべちゃいよ! ごはんちょいだいね!」 「おかーしゃんごはんちょうだい!」 「じぇんじぇんたりにゃいよ!」 「ゆっ、す、すぐとってくるからゆっくりまっててね!」 次々と不満を漏らす子供達に、親れいむはまた狩りに出かけて食料を取ってくると伝え 全然ゆっくりすること無く巣から飛び出して行く。 この家族は片親だった。数日前巣にやって来た人間が親まりさを連れ去ってしまい、 それまで親まりさが担当していた食料集めを親れいむがしなくてはいけなくなった。 その結果、親れいむが狩りに出ている間に子供達を見る者がいなくなると、 体力の温存を考えられない子供達は疲れきるまで遊び、 親が残していた備蓄を2日もせずに食い尽くしてしまう。 親れいむは巣と狩場を1日に何往復もし、夜が来たら泥のように眠る生活を続けていたのだった。 親れいむが再び狩りに出かけ、残された子供達が少しだけ回復した体力を また遊びで消耗しようとし始めた時、巣の入り口の偽装ががさがさと外され 人間がぬっと顔を覗かせた。 「ゆゆっ?」 「やあ、ゆっくりしていってね」 「「ゆっくりしていっちぇね!」」 子供達が本能からの挨拶を返すと、人間は入り口の前に ゆっくりの入った透明な箱を移動させ子供達に見せる。 「ゆゆっ! おとーしゃん!?」 「ゆっ! ゆっくりあいたかったよ!」 箱の中に入っていたのはこの家族の父親役であるゆっくりまりさだった。 この箱を持ってきたのは数日前に親まりさをさらって行った人間なのだが、 その時巣の奥に隠れていた子供達は人間の姿も見ておらず、声すらも覚えていない。 「それじゃあお父さんを中に入れるよ」 「あぶないからゆっくりはなれてね!」 「「ゆゆっ」」 人間が箱を巣の中に押し込み、まりさの顔が巣の外側を向くように回転させると、 箱を巣の中の壁に少し寄せて手を離した。箱に轢かれないよう離れていた子供達も、 箱が止まったと見るやわらわらと集まり親まりさとの再会に顔を輝かせる。 「ゆっ! おうちにかえしてくれてありがとう!」 「「ありがちょう!」」 「ああ、良かったな」 親まりさが人間にお礼を言うと、子供達も揃ってお礼を言ってくる。 ほほえましい光景に人間が満足げに微笑んでいると、 1匹の子れいむが箱に入ったままの親まりさに疑問の声を上げた。 「ゆ? にゃんでおとうしゃん、そこからでちぇこにゃいの?」 「ゆゆっ?」 「ゆ、まりしゃおとーしゃんとすりすりしちゃいよ!」 「だ、だめだよ、すりすりはしたいけど、はこからでたらゆっくりできないよ」 スキンシップを望む子まりさからの要求に、箱から出ることを即座に拒む親まりさ。 ゆっくりから見ても異常な姿に、子供達の間に動揺が広がる。 「ゆっ? …でもおとうしゃん、うごきにくそうだよ?」 「だいじょうぶだよ、このはこのなかはすごくゆっくりできるよ」 「ゆゆっ?」 親まりさの入っている箱は前後の幅と高さに若干の余裕があるが、 左右の幅が成体ゆっくりの幅よりも若干短い。 親まりさは左右の壁から挟まれて若干変形し、中での方向転換すら 出来なさそうであるが、それでもゆっくり出来ると言う。 ゆっくり出来ると言う言葉に、子供達は目をキラキラさせながら箱の回りを跳ねて 入り口を探すが、四方の壁に子ゆっくりが入れるような穴は無い。 親まりさの背面の壁に蝶番と取っ手があり、引けば開くようになっているが 子ゆっくりの高さでは取っ手を掴む事が出来ず、また使い方もわからないようだ。 「おとーしゃんばっかりじゅるいよ、まりしゃもゆっくりしたいよ!」 「れーみゅもゆっくちちたい! にゃかにいれてにぇ!」 「ゆゆっ、このはこのなかはまりさでいっぱいだよ!」 子供達が揃って、ぷくっと頬を膨らませた所で、 ずっと様子を眺めていた人間がここぞとばかりに声を掛ける。 「ゆっくり出来る箱に入りたいのかな? 箱ならいっぱいあるよ」 「ゆっ! はこしゃんちょうだいね」 「まりしゃもほしいよ!」 「よし、それじゃ入れてあげるから、ゆっくり並んでね」 「ゆっきゅりならぶよ!」 並ぶよ!と言いながら我先にと一気に跳ねてくる子供達をひょいひょいと摘み上げると、 天井の板が無い子ゆっくりサイズの箱に次々と入れて行く。 この箱は親まりさの物とは違い、背面に蝶番で開くドアが無いが 前後、左右共に若干の余裕がある広さで方向転換くらいなら可能である。 「ゆゆっ、ひんやりしちぇきもちいいよ」 「ゆっきゅりできりゅね!」 6匹の子供達全員を箱に入れると、開いた天井にぴったりなサイズの透明な板を乗せて行き、 手のひらでしっかりとはめ込み蓋をして巣の中に戻してやる。 全員を横一列に並べて、親まりさと同じように巣の外側を前面にしてあげると、 最初はひんやりとした壁に頬をつけて楽しんでいた子供達も圧迫感を訴え始めた。 広さに若干の余裕があるとは言え、飛び跳ねれば天井に頭をぶつける程度には狭いのだ。 「ゆゆ、せまいよ、おしょとにだしてにぇ!」 「ゆっくりできにゃいよ!」 「そう言ってるがまりさ、箱の外に出たいか?」 「ゆっ! でたくないよ、はこのなかのほうがゆっくりできるよ!」 「「ゆゆっ!?」」 自分達の箱よりも窮屈そうで、左右の壁に若干潰されているのに 平然とゆっくり出来ると言い放つ親まりさに、驚きの声を上げる子供達。 「お父さんはこんなにゆっくり出来てるのに、これくらいでゆっくり出来ないなんて 君達はゆっくり出来ないゆっくりなのかな?」 「ゆゆ、そ、そんにゃことにゃいよ!」 「れーみゅはゆっくりちてるよ!」 「そうだよ、はこのなかはとってもゆっくりできるよ、ゆっくりりかいしてね」 「ゆ、ゆっくりできりゅ…?」 「ゆっくりりかいしゅるよ…」 子供達は人間と親まりさ両方から否定されて困惑してしまう。 「いやー、まりさは本当にゆっくりしてるね」 「ゆっ、このなかでゆっくりできないなんておかしいよ!」 「本当に素晴らしいゆっくりだ、ゆっくりゆっくり」 「ゆっ! まりしゃもゆっくりしてりゅよ!」 「れーみゅだってゆっきゅりしちぇるもん」 目の前で繰り広げられる、箱の中はゆっくり出来ると言う胡散臭い会話に 子供達もゆっくり出来ると思い込んで行く。 その様子を見た人間は、「それじゃ、ゆっくりしてってね!」と言い残すと そそくさと立ち去って行った。 突然の行動に後に残された子供達は呆然とするが、親まりさが目を細めて ゆっくりしているのを見ると、自分達もゆっくりして母親の帰りを待つ事にした。 * この親まりさが箱の中でゆっくり出来ているのは、数日前に連れ去られた 人間の家での生活に起因している。 家族の元に返せと喚くまりさを連れ帰るや否や、背面にドアの開いた透明な箱に押し込むと、 まりさは窮屈な箱の中でずりずりと後退し、背中でドアを押し開けて箱から出ようとする。 「ゆぐぐ…ひどいよ! ゆっくりあやまっべぇっ!!?」 まりさが箱の外に出たら、木製のパドルで頬を叩く。 薄く平べったい板状のパドルは、叩いた力が広く分散する為皮も破れず 致命傷にはならないが、大きな打撃音と皮の表面に残る痛みがまりさに恐怖を植えつける。 「ゆびゅ、やめべっ、やめでべぇっ!」 パアンパアンと数回頬を叩いてから箱の中に押し込んでやると、 しばらくはパドルを恐れて箱の中で震えているが、まりさの視界に入らない位置に移動すると 「そろーり、そろーり」と声を上げながら脱出を試みる。 そうして箱から出る度にパドルで頬を叩いては箱に押し戻し続けると、 箱の外ではゆっくり出来ない、と言うトラウマがまりさの餡子に刻み込まれる。 それと同時に、箱の中ならゆっくり出来る、と言う記憶も植えつけてやる。 箱の前面の下側、まりさの口の前には横にスライド出来る小さな窓があり、 内側にだけ取っ手が付いている。舌を使って窓を開ければご飯が食べられる事を教え、 実際にくず野菜を与えてやる事で、野生では味わえない食事にまりさは涙する。 「むーしゃ、むーしゃ…しあわせー!!」 箱の外に出れば痛い板で叩かれる、と言う恐怖とのギャップから、 おいしい食事を食べられる箱の中がゆっくりぷれいすであると、まりさの餡子に強く印象付けられた。 元居た巣では備蓄した食糧が無くなり、親れいむが餌集めに奔走している間、 まりさは安全な箱の中でゆっくりした生活を満喫していたのである。 * 「ゆっくりおかえりなさい!」 「「ゆっくりおかえりなしゃい!」」 「ど、どうなってるの…?」 くたくたになりながら餌集めから帰ってきたれいむは、目の前の状況に困惑していた。 元々いい加減だった入り口の偽装は取り外され、巣の中では居なくなったはずのまりさと、 6匹の子供達が1列に並んで皆一様に透明な箱に入っている。 「ゆ! まりさ、どうしたの!?」 「ゆっくりかえってきたよ!」 「ゆゆ! どうしてみんな、はこにはいってるの!?」 「ゆっくりできるからいれてもらったんだよ!」 「「ゆっくりしちぇるよ!」」 「ゆ、ゆううっ!?」 一番端の箱に入っている親まりさに跳ね寄り、何があったのか聞くが ゆっくりに正確な説明を求めても、まずまともな返事は返って来ない。 つがいのまりさが帰って来たことは嬉しいが、あまりにも異常な事態は 親れいむの限りなく狭い理解の範疇を大きく逸脱していた。 「ゆゆっ、まりしゃおなかがしゅいたよ」 「ゆっきゅりごはんちょうだいね!」 「ゆ! まりさもごはんがほしいよ!」 満足のいく食事を取れていなかった子供達は、母親が持ち帰った食事の催促を始め、 親まりさもなんとなくで一緒に食事を求める。 母れいむも狩りに出た目的を思い出し、その場にゆべぇ、と餌を吐き出すと 子供達は餌に飛びつこうと跳ねるが揃って天井に頭をぶつけてしまう。 「ゆびぇっ! でりゃれにゃいよぉぉ!?」 「どうちたらいいのぉぉぉ!?」 「ゆっ! だいじょうぶだよ!」 親まりさの上げた声に子供達がそちらを見ると、まりさは箱の前面にずりずりと近づき 板の下方にある小さな取っ手に舌を引っ掛け、食事用の窓をスライドさせて開ける。 「こうすればごはんをたべられるよ、ゆっくりあけてね!」 「ゆっ、ゆっくりりかいしちゃよ!」 見れば子供達の箱の前面にも、親まりさの箱と同様に小さな窓があり、 内側に付いた取っ手で開けられるようになっていた。 親まりさは子供達が窓を開けたのを確認すると、 「ゆ! れいむ、ゆっくりごはんをもってきてね!」 と親れいむに声を掛ける。れいむも状況を理解しそれぞれの箱の窓の前に食事を運びだした。 食事用の窓が開くとは言え、箱自体を動かせない為近くまで食事を運ばないと食べられないのだ。 「「むっちゃ、むっちゃ、ちあわちぇ!」」 「むーしゃ、むーしゃ…」 子供達は遊んで体力を消耗する前に箱に詰められた為それなりに満足し、 親まりさもくず野菜と比べると味は落ちるがそこまで空腹でもなかった為、 眉をひそめながらも苦情は言わない。 人間の家での生活で、餌を持ってくる相手に苦情を言うと お仕置きをされると理解していたからである。 親れいむは子供達が問題なく食事を取れる事に少し安心し、また親まりさの帰還に胸を撫で下ろした。 狩りの上手なまりさが帰って来たので、後は箱から出せば前の生活に戻れる。 箱が絶対に開かない可能性など、れいむの餡子には浮かんで来なかった。 「ゆっ、まりさがかえってきてよかったよ」 「ゆ、まりさもかえってこれてうれしいよ!」 「それじゃ、つぎからはまりさがかりにいってね!」 「ゆゆっ!? はこのそとはゆっくりできないよ!」 「なにいってるの? ゆっくりしないではこからでてね!」 連日の狩りの疲れからストレスの溜まっていたれいむは、理解出来ないことを言い出す 親まりさにぷくぅと頬を膨らませ、出口が無いかと箱の回りを調べ出す。 広くは無い巣穴に一列に並んでいる為、箱と箱の間には成体が通り抜けられる程の幅がなく、 親まりさの箱の隣に居た子れいむの箱を押しのけながら親れいむは後ろに回り込んだ。 「ゆゆうっ!? お、おかーしゃんにゃにしゅるの…?」 「ゆ゛…ゆ゛え゛えぇぇぇぇん」 「うるさいよ! ゆっくりだまっててね!!」 「「ゆ゛っっ!?」」 「れ、れいむ、ゆっくりおちついてね?」 箱ごと押しのけられた子れいむは大きな揺れに怯え、 他の子供達も親れいむが発する険悪ムードに耐え切れず泣き出すが、 ストレスの溜まっていた親れいむは強く怒鳴りつけてしまう。 「ゆっ、はやくでてきてね!」 「ゆゆっ、あけないでね! ゆっくりできないよ!」 親まりさの箱の背面にドアを見つけた親れいむが、取っ手に舌を絡めてドアを開けると 背中に空気の流れを感じたまりさは落ち着けない様子で怯えだす。 一向に出てこようとしないまりさの様子にれいむは痺れを切らせ、 まりさの長い髪に噛み付いて引っ張り出した。 「ゆ゛っ、ぐり、ででぎで、ねっ!?」 「やめでぇぇぇ! いだいのやだぁぁぁぁぁ!」 木の板で叩かれる恐怖が蘇った親まりさは、ただでさえ狭い左右の壁に 突っ張るように体を変形させ、箱から引っ張り出されないよう抵抗する。 「いだい! いだい! ひっぱらないでねぇぇ!?」 「いだいなら、ででぎでねぇっ!?」 親まりさも親れいむも、どちらも全く引かず力比べを続けていると、 まりさの頭部がめりめりと音を立てはじめる。 「ゆ゛っ!? や゛めでね? や゛め゛ぎゃぁぁぁぁぁっ!!!」 「ゆべっ! ゆゆ…ま、まりざぁぁ!?」 引っ張られる力に耐え切られずに、親まりさの後頭部がびりっと音を立てて裂けると、 急に抵抗が無くなった為親れいむは後ろに勢い良く倒れる。 痛がりながら起き上がった親れいむが見たものは、まりさの後頭部に出来た大きな裂け目と そこからぼとぼととこぼれる餡子であった。 子供達も絶句し、目と口を一杯に広げてぶるぶると震えている。 「ど、どぼ、じ、で…」 「まっ、まりざ、まりざ!」 裂け目から勢い良く餡子を漏らし、まりさは痙攣しながらぱくぱくと口を開閉させる。 親れいむは慌ててまりさに近寄るものの、おろおろするばかりで何も出来ないまま、 まりさは動かなくなってしまった。 一部始終を見ていた子供達も、目の前で繰り広げられた親同士のゆっくり殺しに 盛大に泣き出してしまう。 「おとーしゃぁぁぁぁん!」 「ゆ゛あ゛ぁぁぁぁん!!」 「おきゃあしゃんのばきゃぁぁぁぁぁ!」 「おかーしゃんにゃんておかーしゃんじゃないよぉぉぉ!」 「ゆ……ゆ……」 自分でつがいのまりさを殺してしまったれいむは、辛い狩りから開放される喜びから一気に突き落とされ、 子供からの罵倒に反論することも出来ず、白目を向いて気を失う。 散々泣いた子供達も次第に泣き疲れて眠り、騒がしかった巣からは寝息だけが聞こえるようになった。 数日が経過したが、巣の中は散々なものだった。 一際大きな箱には後頭部の裂けたまりさの死体が放置されており、 6匹居る子供は全て、ほとんど空間に余裕の無い箱に閉じ込められている。 「ゆっくりいってくるよ」 「……」 既に偽装が外しっぱなしになっている入り口から、親れいむがとぼとぼと出て行く。 子供達は目の前で親まりさを殺した親れいむに一切口を効いてくれなくなり、 代わりにじっとりと恨みのこもった視線を返して来るのみである。 食事だけは窓を開けてもくもくと平らげるが、しあわせー!の一言も無い。 元々母性の強いれいむは、パートナーを失った上で子供まで捨てることが出来ず、 前以上に疲れを感じる狩りの連続に体力だけでなく、希望もすり減らして行く。 幸い子供達は無駄に体力を消耗する遊びすらも出来ない為、 狩りが上手ではないれいむでも食糧難に陥る事は無くなったが、 順調に成長して行く子供達の体は、もう狭い箱の中で余裕が無くなっている。 このままでは子供達がゆっくり出来なくなる。 餡子の中に何か恐ろしい考えがよぎるが、ゆっくりの頭では どのようにして子供がゆっくり出来なくなるのか具体的な想像が出来ず、 れいむは餡子内に広がる焦りを払うようにぶるぶるっと震える。 「ゆ…ゆっくりかえるよ!」 頬に食料を溜めたれいむは、何かに追われるように家路を急ぐのだった。 おわり。 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶 (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身 (fuku2386.txt) ゆっくりいじめ系851 どちらかのお帽子 (fuku2437.txt) ゆっくりいじめ系873 べたべたのお肌 (fuku2467.txt) ゆっくりいじめ系940 三角の頭巾 (fuku2628.txt) ゆっくりいじめ系1026 ゆっくり宅に挨拶 (fuku2789.txt) ゆっくりいじめ系1027 ゆっくりの救急車 (fuku2790.txt) ゆっくりいじめ系1062 甘い言葉 (fuku2852.txt) ゆっくりいじめ小ネタ151 みょん語体? (fuku2670.txt) お帽子の人? このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/kidzaniadaisuki/pages/55.html
2006年12月08日(金)の記事 子供達のための【キッザニア一覧表】を作ってみたヨ~♪ ひらがな・カタカナが読める お子様用に子供用キッザニア一覧表を作ってみました。 内容も簡単にしてみました。どうかな~ 新アクティビティの食品開発センター情報も追加してあるヨ
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/480.html
部品構造 大部品 馬車馬 RD 18 評価値 7大部品 馬車 RD 10 評価値 5部品 馬車について(4輪2頭) 部品 幌付き 部品 鉄製の車輪 部品 予備の木製の車輪 部品 馬車の骨格やサスペンション 部品 餌箱 部品 馬車の木の床 部品 2つの水樽 部品 馬車の修理道具箱 部品 御者台 大部品 馬車用の馬 RD 3 評価値 2部品 馬車用の馬の特徴 部品 馬体や持久力などの特徴 部品 優雅な歩き方 大部品 馬につけられている装備 RD 3 評価値 2部品 蹄鉄 部品 轡 部品 手綱 大部品 馬車の旅 RD 2 評価値 1部品 馬車の旅と道の発見 部品 地図と馬の体力を考える 部品定義 部品 馬車について(4輪2頭) 馬車とは、 馬によって牽引される車両の総称である。主に荷物の運搬用、人員輸送用に用いられる。二輪車、四輪車などの輪数に応じて違いはある。 馬の頭数によって牽引する際の馬力も上り、速くなる。この馬車はちなみに、4輪車である。馬の頭数は2頭である。 部品 幌付き 幌とは、風よけ、日光避け、雨よけの為に馬車にかける覆いの事である。主に耐水性、撥水性の厚手の布が使われる事が多い。 主に素材は、綿の帆布が使われている。 幌を支える木組みは頑丈で燃えにくい材質の木が使われている。 この幌によって、荷物や人員を雨風日光から防ぐのである。 部品 鉄製の車輪 車輪の歴史は古く、馬車の車輪自体もかなり古くから存在する。木製、鉄製などがある。 この馬車の車輪は鉄製である。車輪自体の外側にはゴムが付いている。 部品 予備の木製の車輪 あまり使われる事もないのだが、鉄製の車輪が壊れた時用に、昔ながらの木製の車輪が載せられていたりする。 これは緊急用の予備部品である。稀に鉄が使えない国などに行く場合にも使用される。 部品 馬車の骨格やサスペンション 馬車自体の、車体の骨格やサスペンションは、木製である。こちらも燃えにくい頑丈な木でできており 長旅でも壊れにくく重宝している。 部品 餌箱 馬車の背面には、餌箱が取り付けられている。餌箱は、主に馬が食事をする際の飼い葉などの餌を入れる箱である。 長旅の際に餌をやるのに必要な装備である。 部品 馬車の木の床 床は、燃えにくい材質の木でできており、裏地はタールなどで加工されている。この床は積載物の転倒や横滑りを防ぐために上向きに湾曲している。 部品 2つの水樽 馬車の両側面に馬用と人間用の水樽が設置されている。馬自体は旅先で水がない場所であっても水が必要であるため 水樽を用意する必要がある。これは長い旅の中でも人間が飲む水を入れるためにも使われる。 部品 馬車の修理道具箱 馬車が故障した際に、修理に必要な整備道具や部品を納めた修理道具箱である。 主に車輪の交換に使われる道具や、ジャッキなどや釘や掃除道具に至るまで細かい部品も納められている。 素人でもある程度直せるように解説書がある。 部品 御者台 馬車においての馬の制御者の事を、御者という。操縦者の事である。この御者が馬を制御しやすいように手綱を握る席を 御者台という。運転席のことである。馬車の前方についている。 部品 馬車用の馬の特徴 馬としては、品種は不明だが、体高は約140cmから150cmくらいで毛色は鹿毛、黒鹿毛、栗毛、青毛などで美しい被毛を持っている。 小さな頭に小さな耳、大きな目が特徴である。 部品 馬体や持久力などの特徴 馬車馬の馬は、体はたくましく尾が高い位置に水平に付いている。 剛健で持久力があり、勇気がある馬で、馬車を引いてもスピードと持久力が落ちないのが特徴である。 部品 優雅な歩き方 歩き方に特徴のある馬であり、肘と膝を高く上げ、直線的で確固とした優雅さを感じるような歩き方をするのが特徴である。 部品 蹄鉄 蹄鉄とは、馬の蹄を保護するために装着される、U字型の保護具の事である。 蹄の破損を防止し摩耗しないようにしている。又、魔除けになるとも言われている。 この馬車に用いられる蹄鉄は鉄でできている。 部品 轡 轡とは、馬の口にはめ,手綱につないで馬を制御する金属製の馬具の一種である。 これを手綱に繋ぎ、手綱を引いたりしながら、馬に御者の命令を伝達させる。 部品 手綱 手綱とは、馬具の一種で、轡(の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱の事である。この綱を御者は引くことや振ることで 馬に御者の命令を伝える役割を持っている。 部品 馬車の旅と道の発見 馬車は古くから、荷馬車などでの長距離輸送に使われてきており、そこから、各拠点を経由する旅客や駅馬車などでの長距離移動や輸送に発展したと言われている。 馬車は、人をより遠くに移動させる意味で重要な役割を担っており、こうした旅によって数々の道が発見され、道路ができたとも言われている。 部品 地図と馬の体力を考える 長距離移動を行なう意味で、地図の把握は勿論のこと馬の持久力、体力を確認しどこで休憩するかを知ることは 重要なことである。 旅を続ける上で馬はパートナーである。時に休ませ、休憩を挟むことは必要である。 提出書式 大部品 馬車馬 RD 18 評価値 7 -大部品 馬車 RD 10 評価値 5 --部品 馬車について(4輪2頭) --部品 幌付き --部品 鉄製の車輪 --部品 予備の木製の車輪 --部品 馬車の骨格やサスペンション --部品 餌箱 --部品 馬車の木の床 --部品 2つの水樽 --部品 馬車の修理道具箱 --部品 御者台 -大部品 馬車用の馬 RD 3 評価値 2 --部品 馬車用の馬の特徴 --部品 馬体や持久力などの特徴 --部品 優雅な歩き方 -大部品 馬につけられている装備 RD 3 評価値 2 --部品 蹄鉄 --部品 轡 --部品 手綱 -大部品 馬車の旅 RD 2 評価値 1 --部品 馬車の旅と道の発見 --部品 地図と馬の体力を考える 部品 馬車について(4輪2頭) 馬車とは、 馬によって牽引される車両の総称である。主に荷物の運搬用、人員輸送用に用いられる。二輪車、四輪車などの輪数に応じて違いはある。 馬の頭数によって牽引する際の馬力も上り、速くなる。この馬車はちなみに、4輪車である。馬の頭数は2頭である。 部品 幌付き 幌とは、風よけ、日光避け、雨よけの為に馬車にかける覆いの事である。主に耐水性、撥水性の厚手の布が使われる事が多い。 主に素材は、綿の帆布が使われている。 幌を支える木組みは頑丈で燃えにくい材質の木が使われている。 この幌によって、荷物や人員を雨風日光から防ぐのである。 部品 鉄製の車輪 車輪の歴史は古く、馬車の車輪自体もかなり古くから存在する。木製、鉄製などがある。 この馬車の車輪は鉄製である。車輪自体の外側にはゴムが付いている。 部品 予備の木製の車輪 あまり使われる事もないのだが、鉄製の車輪が壊れた時用に、昔ながらの木製の車輪が載せられていたりする。 これは緊急用の予備部品である。稀に鉄が使えない国などに行く場合にも使用される。 部品 馬車の骨格やサスペンション 馬車自体の、車体の骨格やサスペンションは、木製である。こちらも燃えにくい頑丈な木でできており 長旅でも壊れにくく重宝している。 部品 餌箱 馬車の背面には、餌箱が取り付けられている。餌箱は、主に馬が食事をする際の飼い葉などの餌を入れる箱である。 長旅の際に餌をやるのに必要な装備である。 部品 馬車の木の床 床は、燃えにくい材質の木でできており、裏地はタールなどで加工されている。この床は積載物の転倒や横滑りを防ぐために上向きに湾曲している。 部品 2つの水樽 馬車の両側面に馬用と人間用の水樽が設置されている。馬自体は旅先で水がない場所であっても水が必要であるため 水樽を用意する必要がある。これは長い旅の中でも人間が飲む水を入れるためにも使われる。 部品 馬車の修理道具箱 馬車が故障した際に、修理に必要な整備道具や部品を納めた修理道具箱である。 主に車輪の交換に使われる道具や、ジャッキなどや釘や掃除道具に至るまで細かい部品も納められている。 素人でもある程度直せるように解説書がある。 部品 御者台 馬車においての馬の制御者の事を、御者という。操縦者の事である。この御者が馬を制御しやすいように手綱を握る席を 御者台という。運転席のことである。馬車の前方についている。 部品 馬車用の馬の特徴 馬としては、品種は不明だが、体高は約140cmから150cmくらいで毛色は鹿毛、黒鹿毛、栗毛、青毛などで美しい被毛を持っている。 小さな頭に小さな耳、大きな目が特徴である。 部品 馬体や持久力などの特徴 馬車馬の馬は、体はたくましく尾が高い位置に水平に付いている。 剛健で持久力があり、勇気がある馬で、馬車を引いてもスピードと持久力が落ちないのが特徴である。 部品 優雅な歩き方 歩き方に特徴のある馬であり、肘と膝を高く上げ、直線的で確固とした優雅さを感じるような歩き方をするのが特徴である。 部品 蹄鉄 蹄鉄とは、馬の蹄を保護するために装着される、U字型の保護具の事である。 蹄の破損を防止し摩耗しないようにしている。又、魔除けになるとも言われている。 この馬車に用いられる蹄鉄は鉄でできている。 部品 轡 轡とは、馬の口にはめ,手綱につないで馬を制御する金属製の馬具の一種である。 これを手綱に繋ぎ、手綱を引いたりしながら、馬に御者の命令を伝達させる。 部品 手綱 手綱とは、馬具の一種で、轡(の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱の事である。この綱を御者は引くことや振ることで 馬に御者の命令を伝える役割を持っている。 部品 馬車の旅と道の発見 馬車は古くから、荷馬車などでの長距離輸送に使われてきており、そこから、各拠点を経由する旅客や駅馬車などでの長距離移動や輸送に発展したと言われている。 馬車は、人をより遠くに移動させる意味で重要な役割を担っており、こうした旅によって数々の道が発見され、道路ができたとも言われている。 部品 地図と馬の体力を考える 長距離移動を行なう意味で、地図の把握は勿論のこと馬の持久力、体力を確認しどこで休憩するかを知ることは 重要なことである。 旅を続ける上で馬はパートナーである。時に休ませ、休憩を挟むことは必要である。 インポート用定義データ [ { "title" "馬車馬", "part_type" "group", "children" [ { "title" "馬車", "part_type" "group", "children" [ { "title" "馬車について(4輪2頭)", "description" "馬車とは、 馬によって牽引される車両の総称である。主に荷物の運搬用、人員輸送用に用いられる。二輪車、四輪車などの輪数に応じて違いはある。\n馬の頭数によって牽引する際の馬力も上り、速くなる。この馬車はちなみに、4輪車である。馬の頭数は2頭である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "幌付き", "description" "幌とは、風よけ、日光避け、雨よけの為に馬車にかける覆いの事である。主に耐水性、撥水性の厚手の布が使われる事が多い。\n主に素材は、綿の帆布が使われている。 幌を支える木組みは頑丈で燃えにくい材質の木が使われている。\nこの幌によって、荷物や人員を雨風日光から防ぐのである。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "鉄製の車輪", "description" "車輪の歴史は古く、馬車の車輪自体もかなり古くから存在する。木製、鉄製などがある。\nこの馬車の車輪は鉄製である。車輪自体の外側にはゴムが付いている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "予備の木製の車輪", "description" "あまり使われる事もないのだが、鉄製の車輪が壊れた時用に、昔ながらの木製の車輪が載せられていたりする。\nこれは緊急用の予備部品である。稀に鉄が使えない国などに行く場合にも使用される。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "馬車の骨格やサスペンション", "description" "馬車自体の、車体の骨格やサスペンションは、木製である。こちらも燃えにくい頑丈な木でできており\n長旅でも壊れにくく重宝している。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "餌箱", "description" "馬車の背面には、餌箱が取り付けられている。餌箱は、主に馬が食事をする際の飼い葉などの餌を入れる箱である。\n長旅の際に餌をやるのに必要な装備である。", "part_type" "part" }, { "title" "馬車の木の床", "description" "床は、燃えにくい材質の木でできており、裏地はタールなどで加工されている。この床は積載物の転倒や横滑りを防ぐために上向きに湾曲している。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "2つの水樽", "description" "馬車の両側面に馬用と人間用の水樽が設置されている。馬自体は旅先で水がない場所であっても水が必要であるため\n水樽を用意する必要がある。これは長い旅の中でも人間が飲む水を入れるためにも使われる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "馬車の修理道具箱", "description" "馬車が故障した際に、修理に必要な整備道具や部品を納めた修理道具箱である。\n主に車輪の交換に使われる道具や、ジャッキなどや釘や掃除道具に至るまで細かい部品も納められている。\n素人でもある程度直せるように解説書がある。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "御者台", "description" "馬車においての馬の制御者の事を、御者という。操縦者の事である。この御者が馬を制御しやすいように手綱を握る席を\n御者台という。運転席のことである。馬車の前方についている。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "馬車用の馬", "part_type" "group", "children" [ { "title" "馬車用の馬の特徴", "description" "馬としては、品種は不明だが、体高は約140cmから150cmくらいで毛色は鹿毛、黒鹿毛、栗毛、青毛などで美しい被毛を持っている。\n小さな頭に小さな耳、大きな目が特徴である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "馬体や持久力などの特徴", "description" "馬車馬の馬は、体はたくましく尾が高い位置に水平に付いている。 \n剛健で持久力があり、勇気がある馬で、馬車を引いてもスピードと持久力が落ちないのが特徴である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "優雅な歩き方", "description" "歩き方に特徴のある馬であり、肘と膝を高く上げ、直線的で確固とした優雅さを感じるような歩き方をするのが特徴である。\n", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "馬につけられている装備", "part_type" "group", "children" [ { "title" "蹄鉄", "description" "蹄鉄とは、馬の蹄を保護するために装着される、U字型の保護具の事である。\n蹄の破損を防止し摩耗しないようにしている。又、魔除けになるとも言われている。\nこの馬車に用いられる蹄鉄は鉄でできている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "轡", "description" "轡とは、馬の口にはめ,手綱につないで馬を制御する金属製の馬具の一種である。\nこれを手綱に繋ぎ、手綱を引いたりしながら、馬に御者の命令を伝達させる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "手綱", "description" "手綱とは、馬具の一種で、轡(の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱の事である。この綱を御者は引くことや振ることで\n馬に御者の命令を伝える役割を持っている。 ", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "馬車の旅", "part_type" "group", "children" [ { "title" "馬車の旅と道の発見", "description" "馬車は古くから、荷馬車などでの長距離輸送に使われてきており、そこから、各拠点を経由する旅客や駅馬車などでの長距離移動や輸送に発展したと言われている。\n馬車は、人をより遠くに移動させる意味で重要な役割を担っており、こうした旅によって数々の道が発見され、道路ができたとも言われている。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "地図と馬の体力を考える", "description" "長距離移動を行なう意味で、地図の把握は勿論のこと馬の持久力、体力を確認しどこで休憩するかを知ることは\n重要なことである。 旅を続ける上で馬はパートナーである。時に休ませ、休憩を挟むことは必要である。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true } ]
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1610.html
51話 男達よマダオであれ ……… 頭部が破裂した男の死体を見下ろしながら、 赤いワンピース姿の少女、篠崎サチコは立っていた。 「酷イ様……デモ、沢山死ンダ人ヲ送レルカラ、良シトシヨウカナ」 サチコの目的である、死者の魂を母親の元に送る事は達成された。 元気一杯の馬鹿な少年や、狼男と言った人外まで。 「オ母サン…喜ンデクレルカナ…クスクスクス」 生きている者がいなくなった部屋に、少女の歪んだ笑い声が響く。 「ヴ……ヴヴ」 「ウフフ…貴方モオ疲レ様」 ……… 長谷川泰三はいつものように、公園のベンチに座りだらけていた。 殺し合いから生きて帰ったが、相変わらずの人生である。 ただ、一つだけ変わった事があった。 「仕事見付からない?」 「全くだな」 どう言う訳か、泰三の世界に上杉憲顕が来ていた。 「そう言う上杉さんはどうなんだ? 元の自分のいた世界には帰りたくねぇのか?」 「んー…方法は探してるけど、この大江戸ってトコも結構面白いしな。 主人には悪いけどしばらくこっちにいるのも悪く無さそう」 「ポジティブだな……」 憲顕も泰三と同じく公園で寝泊まりするようになっている。 周囲には「言葉を話す外来(宇宙)狼」として通っているようだった。 「……あの殺し合い、夢だったんじゃないかって思うよ」 「俺もだ」 「…この話が出来るの、あんただけだもんな…」 「…俺もだよ」 「…………」 殺し合いの事を、泰三は知人の誰にも言っていない。 どうせ話しても信じてくれないだろうと思っていたのもあったが、 さっさと忘れてしまいたいと考えていた事が大きい。 とは言え、やはり完全に胸にしまっておくのは難しい。 自分と同じく殺し合いの生還者で、話が通じる憲顕は少なからず泰三にとって嬉しい存在であった。 「…ま、命があるんだ。それで良しとしようぜ」 「そーだな」 泰三は職を探し、憲顕は自分の世界に帰る方法を探しつつ大江戸を観光しながら、 今日も平穏な一日を送る。 【俺得バトルロワイアル4th END】 光の向こうへ 時系列順 END 光の向こうへ 投下順 END 俺得ロワ4th第二回放送――そして 篠崎サチコ ??? 光の向こうへ 上杉憲顕 生還 光の向こうへ 長谷川泰三 生還